k_design’s diary

東京世田谷でグラフィックデザイナーをしています。特技はPPT(パワーポイント)です。https://kdesign-diary.com/

丁寧にしごとをするということ

 

丁寧さって、大切だと最近思い始めました。

しごとをしていても、生活をしていても、
丁寧な人って何だか無条件に信頼できるようなところがあります。

 

しごとでは、電話やメール、話すときにとても丁寧な人がいます。
それは、どんな立場の人に対しても、どんな状況にあっても関係なく丁寧なのです。
こういう人のベースに共通することは、相手に対する「敬意」があります。
だからこそ自然と丁寧になるのであって、それがちゃんと伝わるから相手にとっても嬉しく、とても良い関係性の中でしごとが出来ていると感じます。

それが組織になると、はたからみて、「いい会社」となります。
社員をとても大切にしている会社。
たとえば、何か天災が起こったとき、しごとの稼働よりも真っ先に社員の生命を考えること。こういうときの社長の判断や人事の対応で、会社の性質(つまりなにを大切にしているか)がすごく出ると思います。
社員は、会社に大切にされていると思うと、自然と忠誠心がみにつきますし、しごとへの向き合い方が丁寧になる気がするのです。

生活の中で丁寧というのは、衣・食・住にちゃんと向き合っていること。
きちんとした洋服をきて、バランスの良い食事をとって、住まいもきれいにしていること。

なかなか日々の忙しさでずっと丁寧にするのは難しいと思いますが、
ちゃんと暮らしている人っていうのは内面から外面に出ていると思います。

人はバランスの中で生きていると思いますので、どれかがないがしろになってしまうと心が乱れてしまうと思うんです。
昔の人は、今みたいに便利なツールがなかった分、生活に向き合う時間がすごく長かったんだろうなと思います。

映画だと、「この世界の片隅に」みたいな。

 

 

 

ちょっと前段が長くなりましたが、私は最近、丁寧な人たちと出会って、仕事のやり方、生活に対する向き合い方が変わりました。

仕事では、忙しくて冷たくなってしまいがちなやり取りを見つめなおして丁寧に接すること。なるべく、全ての人やしごとに対してそこに気持ちを込めるようにしてみたのです。

いままで、「面倒くさい」と思うようなことにちゃんと向き合うようになった時、自分に余裕が生まれて、とっても仕事をしやすくなった気がします。

今まで、適当にやっていたがために、逆に自分が余裕をなくしていたんだ!ということがわかったんです。

 

私生活にも変化がありました。

衣・食・住をなんだか、とても丁寧にやるようになりました。
ご飯つくることに丁寧になり始めたら、器を集め出して、気に入った器を買い始めたらとても丁寧に扱うようになりました。また、ご飯を食べる楽しみが増えました。

お花を身近に感じるようになってからも、花屋に行くのが楽しいし、毎日の水やりもちゃんとやるようになりました。

 

 

丁寧にやることの大切に感じるようになった、いま。
デザイナーとして、しごとに丁寧に向き合っていきたいと思います。

利益を考えるのはもちろん大切なのですが、一番は依頼してくださったお客さんが話したいこと、伝えたいことをちゃんと形にできるように、コミュニケーションをとって、こだわりをもって丁寧にやっていきたいと思います。

デザイナーのいいところは、ことばや写真、イラストなどで伝えたいことを分かりやすく、かたちにできるということだと思います。

だからこそ、1つ1つのコンテンツを扱う重みがあります。
その重みをしっかり感じて、ものづくりをしていきたいと改めて思いましたので「丁寧」は2018年の大きなテーマとして掲げていきます!

 

私は今、自分のポートフォリオサイトを制作していますが、まずはこれを丁寧第一弾として皆様にお披露目できたら、と思っていますのでよろしくお願いいたします。

 

今日は、長々と思ったことをかいてみました。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました☆